ミライロIDは、障害者手帳の情報をスマートフォンに登録し、対応する施設や交通機関で提示できるアプリです。
財布やかばんから手帳を取り出さずに済む便利さがありますが、障害者手帳そのものが不要になるわけではありません。施設ごとに利用条件が異なるため、外出前の確認が必要です。
ミライロIDを使える場所
ミライロIDは、鉄道、バス、タクシー、航空、フェリーなどの交通機関や、映画館、美術館、博物館、動物園、水族館、テーマパーク、自治体施設などで導入されています。
ただし、障害者割引を実施しているすべての施設で利用できるわけではありません。
施設が障害者割引を実施していても、確認方法を手帳原本に限定している場合があります。「障害者割引があるか」と「ミライロIDを使えるか」は、別々に確認してください。
対応施設の確認方法
ミライロID公式サイトの「使える場所」では、施設名や業種、地域から対応施設を検索できます。
アプリ内でも、画面下部の「使える場所」から確認できます。
ただし、掲載されている情報と施設の現在の運用が異なる可能性もあります。利用直前には、施設や交通事業者の公式サイトも確認してください。
画面を見せるだけで使える?
対応施設では、原則としてミライロIDの手帳画面を提示します。
スマートフォンに保存した障害者手帳の写真や、ミライロIDの画面を撮影したスクリーンショットでは、本人確認として認められない場合があります。受付ではアプリを起動し、指定された画面を表示してください。
割引の対象となる手帳の種類、等級、介助者の人数などは、手帳原本を提示する場合と同じです。ミライロIDを使うことで、割引条件そのものが変わるわけではありません。
マイナポータルとの連携は必要?
ミライロIDとマイナポータルの連携は、すべての利用者に必須ではありません。
ただし、施設や事業者によっては、マイナポータルと連携済みのミライロIDだけを受け付けています。有料道路での利用など、連携が必要となるサービスもあります。
「ミライロID対応」と書かれていても、連携の有無まで確認しておくと安心です。
手帳原本も持っていくべき?
ミライロIDを利用する日も、可能であれば障害者手帳の原本を携帯することをおすすめします。
スマートフォンの電池切れ、故障、通信障害、アプリの不具合などにより、画面を表示できなくなることがあるためです。
また、ミライロIDに対応していない施設へ予定を変更した場合や、施設側が画面を確認できない場合にも、原本があれば対応できます。
「スマートフォンがあるから手帳は置いていく」よりも、「普段はミライロIDを使い、原本は予備として持っておく」という使い方が確実です。
手帳を更新したときは
手帳の有効期限、等級、住所などが変わった場合は、ミライロIDの登録内容も更新する必要があります。
変更されたページだけでなく、手帳の必要なページをあらためて登録する場合があります。更新手続きには審査時間がかかるため、旅行や施設利用の直前ではなく、早めに確認してください。
介助者の割引も表示される?
ミライロIDを提示しても、介助者や付添者の割引が自動的に決まるわけではありません。
本人のみ対象、介助者1名まで無料、介助者は半額など、条件は施設によって異なります。チケットを購入する前に、本人と介助者それぞれの料金を確認してください。
利用前に確認すること
ミライロIDを使う前に、次の点を確認しておくと安心です。
- 利用先がミライロIDに対応しているか
- 自分の手帳の種類や等級が割引対象か
- マイナポータルとの連携が必要か
- 本人と介助者の料金はいくらか
- アプリへ最新の手帳情報が登録されているか
- スマートフォンの充電が十分にあるか
- 手帳原本を携帯しているか
公式情報
ミライロID公式サイト
https://mirairo-id.jp/
ミライロIDが使える場所
https://mirairo-id.jp/place/
ミライロIDヘルプセンター
https://help.mirairo-id.jp/
当サイトの各施設ページにも、確認できた範囲でミライロIDへの対応状況を掲載しています。表示が「不明」の場合は、利用先へ直接確認してください。